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【テニス肘】間違った体の使い方が肘の痛みを出す!?【ゴルフ肘】

JOYスポーツ接骨院 新潟市西区真砂4−7−3 TEL 025-211-2573 

 

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JOYスポーツ接骨院 

院長 中村です。

  

接骨院の世界がもっとワクワクするように

いつも考えています。

 


 

肘の痛みとは

 

テニスやゴルフなど手を使用するスポーツ選手の場合、誤った体の使い方を続けているとスポーツ障害が発生し特に肘に痛みが生じ易いです。

 

また、スポーツ以外でも肘を間違った姿勢のまま使い続けていると同じような症状は出現していきます。テニスやゴルフをしていないのに、医療機関でテニス肘やゴルフ肘と言われることがあると思います。

 

一般的にはテニス肘は肘の外側部分に、ゴルフ肘は肘の内側部分に痛みが発生しやすい傾向があります。

 

しかし傾向があるだけで、実際にはテニス肘でも内側もありますし、ゴルフ肘も同様に外側に傷みを感じることもあります。

 

 

 

 

本当の原因は肩甲骨にある場合が多い

 

肘の痛みは本来、肘関節自体のシステムの異常が起きて痛みとして症状が出現します。

その肘関節のシステムを土台として支えているのが「肩甲骨」です。

 

肩甲骨のポジションが悪いと、その先の腕自体の土台が崩れますので肘関節の特定の筋肉ばかりを過剰に使用することになり、スポーツ障害であるテニス肘やゴルフ肘に次第に移行していきます。

 

肩甲骨のポジションが悪いというのは極端に上に上がりっぱなしで猫背のような姿勢になってしまっていたり、内側に移動したっきりで反り腰のような姿勢で作業を続けていると、肘のシステムは乱れ、症状が出現していきます。

 

ですから、肘を治したければ肘だけではなく、肩甲骨の評価もしなくてはなりません。

 

 

 

 

火消しと種蒔きとは

 

つまり、肘にだけ治療を行うということは単なる「火消し」でしかなく、肩甲骨を中心とした「他の関節や筋肉にこそ本当の原因が隠されていることが多い」です。

 

特に慢性的な症状で、時間が経過して患部をかばい続けた症例に関しては必ずと言っていいほどに患部以外の治療が重要となります。このような治療の考え方を僕自身は「種蒔き」と呼んでいます。

 

予断ですが、この「火消しと種蒔き」の考え方は非常に大切で、テニス肘やゴルフ肘のみならず、全ての治療に応用可能な考え方だと思います。

 

治療開始の痛みのまだ強い時期はどうしても火消しに追われる部分もあるかもしれませんが、そんな中でも少しずつ種を蒔き、症状が少しずつ良くなってくる治療の中盤~終盤にかけては種蒔きの時間を増やしていきます。

 

種を蒔くことにより他の部分の新たな痛みの出現を未然に防ぐことができ、安心してプレーに集中することが出来るようになっていきます。

さらに、他の関節の機能を高めることができる為に、結果としてパフォーマンスアップに繋がっていきます。

 

今お持ちの肘の痛みをどうにかしたいということは当然として、その先のケガをしない体作りまでご希望の方は新潟市西区真砂のJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。