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【イップス】スローイング障害に立ち向かう【野球肩】

JOYスポーツ接骨院 新潟市西区真砂4-7-3  TEL 025-211-2573 

 

【誰かのチャレンジを全力で応援する】

  

JOYスポーツ接骨院 

代表 中村です。

  

接骨院の世界がもっとワクワクするように

いつも考えています。

 


野球肩、野球肘、イップスも全てまとめた言い方で「スローイング障害」と呼ばれる言葉があります。

 

僕自身も子供の頃から中学まで野球を続けていたので、野球肩や野球肘の辛さはよく分かります。

 

しかも野球肩も野球肘もスローイングイップスも全て経験しました。

 

正直に言うと野球が嫌になり、「もう辞めようかな」と悩んだこともありました。

 

だからこそ人一倍「スローイング障害」に対して思い入れがあります。

 

長く好きな野球をやっていて、突然投げられなくなることは悲しいことです。

 

イップス症状に至っては、自分の体験談ですが投げたくても全く投げることが出来なくなり、未経験者の方が上手く投げることが可能だった現実に直面した時に、自分自身がミジメで情けない気持ちになりました。

 

そんな気持ちのまま競技生活も終わり、自分の進路を考えた時に「スローイング障害に苦しむ自分と同じような境遇の選手の力になりたい」と思い、この業界を志した経緯があります。

 

 

そんな体験から約10年、結論から言うと僕の野球肩や野球肘、イップス症状は全て改善しました。

 

 

あの時のように野球中心の生活を送っていないので、たまたま症状が消失しているだけかもしれませんが、本気で治そうと取り組む前は、やはりスローイング障害の症状は出ていたことや、今現在は全く問題なく投げられることを考慮すると僕自身の「スローイング障害の症状は消失している」と考えて良いと思います。

 

 

 

では、なぜ僕自身はスローイング障害を克服することができたのか。理由は2つあります。

 

1つ目は「可動域を出す」ということです。

 

やはり体が思い通りに動かせなければ肩や肘は痛み出し、投げること自体に大きなストレスが加わる為にイップス症状も出現します。

 

ですから、必要な関節の可動域を全てチェックし問題があれば改善していく必要があります。

 

体が自由に動かなければ良い球は投げることができません。

 

2つ目は「運動効率の良いフォームを身につける」です。

 

スローイング障害の選手の多くは大変運動効率の悪いフォームを採用して運動を行っています。

 

効率が悪さを補う為にどうしても大きな筋肉を使い投げるしか方法はない為に、肩や肘にストレスが蓄積していきます。そして結果としてスローイング障害に繋がっていきます。

 

大切なことは、自分の体が今どのように動いているかコンとロールすることです。要は体の使い方です。

 

どう操れば体に必要以上に筋力に頼らずに質の良い球を投げることができるか。

 

もしスローイング障害の治療コースを受けられた方には、この辺りのお話を治療中に実際にキャッチボールをしてお伝えしていきます。

 

 

 

最後に、世間で言われているよりも「イップスはメンタルが原因ではない」と思います。

 

メンタルはあくまで症状の加速装置であり、原因は他にあることがすごく多いです。

 

必要なことは「可動域と正しいフォーム」であり、決して自分はメンタルの弱い人間なんだと思わないでください。

 

イップス改善のコツはメンタルを一回切り離すことではないかと、ぼくは考えています。

 

今、もしこのブログを不安な気持ちで読まれている方がいらっしゃったら、大丈夫です。

 

こんな僕ですら乗り越えられたイップスを含めたスローイング障害の壁なんて、正しい方法や正しい考え方を持って立ち向かっていけば簡単に乗り越えられる問題です。

 

当院では今まで多くのスローイング障害の選手と向き合い治療を行い改善に導いてきました。

 

実際にボールを使用してキャッチボールを通じてフォーム指導も行いますので、ご興味がある方は新潟市西区真砂にあるJOYスポーツ接骨院へご連絡頂ければと思います。