頭痛やめまいをお持ちの人の多くは休息をとったり、それでも改善されない場合は薬を飲み症状を和らげると思います。
勿論、悪い方法ではありませんが、それでもしばらく時間を置くと、再び症状に襲われてしまう方は、一度治療を受けることをお勧めします。頭痛やめまいの症状に対して治療を開始するにはしっかりとした理由があります。
それは頭痛やめまいをお持ちの85%以上の患者様にいわゆる「肩コリ」も自覚しているデータが実際に存在します。そして当院の治療の現場でも実際に肩や首のコリを治療することで、驚くほど多くの患者様が「頭痛やめまいの症状が消失した」と嬉しいご報告を頂いております。
つまり、原因不明だと診断されたり、自律神経の乱れからくる頭痛やめまいと説明を受けたとしても、筋肉や筋膜の調整を行うことで改善するケースは思っているよりも多いです。
もし仮に筋肉や筋膜の調整で症状が中々改善しないケースでも、自律神経の乱れから発生している症状かを鑑別する7つの質問をご用意しており、実際の治療の際も筋膜以外の他のテクニックやアプローチにより自律神経を調整する方法や、呼吸を使用して姿勢を整える方法もご用意しておりますのでご安心して治療を受けて頂ければと思います。
また運動に関しても有効というデータもあることから、再び頭痛を引き起こす姿勢を改善できるようにエクササイズの指導をマンツーマンで通常の治療と合わせて行います。
もし今現在、休息をとることや痛み止めなどのお薬に頼るだけの対処法しか手段がなく、頭痛やめまいの症状にお悩みの方は一度、JOYスポーツ接骨院へご相談頂ければと思います。
寝違えとは朝起きた時に急に首が痛み出し、しばらく首を動かせない状態のことを指します。寝方を始め様々な原因がありますが、やはり症状が起こる前までの不良姿勢が原因のことが多いと思います。
例えば、パソコンや車の運転を悪い姿勢で長時間行うことが寝違えの引き金になってしまったり、中には覗き込むようにデスクワークを行ってしまうことが原因で首を痛めてしまうケースも少なくありません。姿勢をシンプルにお伝えするなら、「体に対して顔が前に出ている状態」を改善させることが鍵になります。
ちなみに「寝違えはクセになる」とよく耳にしますが、あながち間違っていないと思います。それは頚椎ヘルニア予備軍である「頚椎椎間板症」との関係性も深い為です。当院では単なる寝違えなのか、椎間板症を含めた寝違えなのかをしっかり鑑別する方法を用意しております。その辺りのお話は椎間板ヘルニアのページでお話しようと思います。ご興味やご関心がある方は是非合わせてお読み頂ければと思います。
話を戻しますが、寝違えには、いわゆる「猫背」と呼ばれる姿勢を改善しましょうという話ですが、この「猫背」という姿勢は中々手強く多くの治療院でも手を焼いていることかと思いますが、改善する為の方法の一つを、この場でご紹介致します。それは「呼吸」にあります。顔が前に出ないように顎を後ろへ引けたとしても、仮に「口呼吸」だとどうしても苦しなり、すぐに元に戻ってしまいます。呼吸が上手くいかない為です。その正しい姿勢をキープする為には「鼻呼吸」に切り替えてみてください。先ほどよりも顎を後ろへ引いた姿勢キープし易いと思います。勿論、これだけでは猫背は治りませんが猫背を改善する為には大切な要素ですのでご紹介致しました。
当院では患者様の呼吸まで診させて頂き、評価をし仮説を立て、検証し実際に治療を行い症状の改善まで導いていきます。また、首には大切な神経がいくつもありますので、湿布のみで様子をみるだけでなく実際に治療していくことで、その後の経過も大きく変わっていくと思います。寝違えでお困りの方はお気軽にJOYスポーツ接骨院へご相談ください。
アメリカなどの海外ではFrozen Shoulder(凍結肩)とも呼ばれ、まるで凍ってしまったように肩が固まり動かなくなってしまう病態です。
よく言われる四十肩や五十肩とは通称でしかなく、実際に起こっているのは「癒着」と呼ばれる筋膜同士や関節包が強固にくっついる状態により肩の可動域を極端に狭め、強い痛みを出しています。
ではこの組織の癒着はなぜ起こるかというと不良姿勢などにより血流が悪くなり、結果として筋膜などの組織同士が癒着を起こります。組織の癒着を安静にして自然と剥がれるのを待っているケースの患者様からお話を聞くと、平均的に2~3年もの時間が必要だったと何人も回答しています。
しかも悲劇は続くもので、2~3年待ってようやく四十肩や五十肩の症状が消失してきたのに、今度は反対の健康だった肩に四十肩・五十肩の症状が再び出現するという悪夢に陥るケースは少なくありません。
ではこのような悲劇を起こさない為に、この癒着を除去する方法としては、耳にしたことがあるかもしれませんが、「筋膜リリース」と呼ばれる筋膜同士や関節包の癒着に対して「剥がす」手技があります。この方法は四十肩や五十肩を改善する為に当院は必須の技術と考えております。
筋膜リリースに関してよく「痛くないの?」と聞かれることがありますが、答えとしては当院が行う筋膜リリースはほとんど痛みを感じないくらいの圧の強さでタッチしながらリリースを行います。
「剥がす」というとどうしても強い圧をイメージしてしまうと思いますし、筋膜リリースと呼ばれる手技に中もいくつもの種類があり、激痛に耐えるような手技もあれば、無痛まま瞬時にリリースしていくような手技も存在します。
当院で行う筋膜リリースは後者をメインで行いますので、ご安心頂いてJOYスポーツ接骨院で実際に筋膜リリースをご体感頂ければと思います。
肩こりや首の痛みとインターネットで検索すると、本当に数え切れない程のありとあらゆる情報が出てきます。
参考になった記事にも出会うことも勿論ありますが、そうでない情報の方がやはり多く、中には逆の効果が出てしまうのではと危惧してしまう記事さえあります。
僕自身は治療家で体のプロフェッショナルですので、どれが有益か情報の取捨選択が可能です。しかし、一般的な方でしたら体の知識も少ない為に「一体どの情報を信じたらいいか分からない」という混乱状態に陥ってしまうのは無理もありません。ですから肩こりや首の痛みに関して、少しでも情報の整理のお手伝いができるように解説していこうと思います。
「肩こりや首の痛みは単なる結果である」
肩こりや首の痛みにお悩みの方は、つい切なさを出している患部にのみ意識が集中してしまうと思いますが、難治性の肩こりや首の痛みになればなる程、順を追って見ていくと肩甲骨や肋骨あるいは骨盤、股関節から調整していかないといけないケースが多いです。
この考え方を理解する為にはそれぞれが「土台」になっているという考え方がピッタリ来ると思います。
例えば頭部が前方へ移動している、いわゆる猫背と呼ばれる姿勢が原因で肩こりや首の痛みが出現しているとします。
考え方としては頭部の土台が肩甲骨で、肩甲骨の土台が肋骨であり、肋骨の土台が骨盤であり、骨盤の土台が股関節といったように上から順番に問題がないかチェックしていきます。(必要ならば膝や足首まで診ます)
そして問題が発生しているポイントを整理し、今度は下から順を追って治療をしていきます。それぞれが土台としてキチンと働くからこそ結果として頭部が正しい位置に収まります。
頭部は一般的にボーリングの玉1個分の重さと言われている為に、前に出れば出るほど首や首の付け根にストレスが加わります。頭部を正しいポジションに収めるという考え方は肩こりや首の痛みに対して必ず考えていかなくてはならない問題です。その為にどう治療戦略を立てるかが重要になります。
JOYスポーツ接骨院で諦めそうな辛い肩こりや首の痛みから来る症状を改善していきましょう。
野球肩、野球肘もイップスも全て纏めた言い方で「スローイング障害」と呼びます。
僕自身も子供の頃から野球を続けていたので、野球肩や野球肘の辛さはよく分かります。しかも野球肩も野球肘もスローイングイップスも全て経験しました。正直に言うと野球が嫌になり、「もう辞めようかな」と悩んだこともありました。だからこそ人一倍「スローイング障害」に対して思い入れがあります。10年間近く好きな野球をやっていて、突然投げられなくなることは悲しいことです。
イップス症状に至っては、自分の体験談ですが投げたくても全く投げることが出来なくなり、未経験者の方が上手く投げることが可能だった現実に直面した時に、自分自身がミジメで情けない気持ちになりました。そんな気持ちのまま学生野球も終わり、自分の進路を考えた時に「スローイング障害に苦しむ自分と同じような境遇の選手の力になりたい」と思い今の道を志した経緯があります。
そんな体験から10年、結論から言うと僕の野球肩や野球肘、イップス症状は全て治りました。あの時のように野球中心の生活を送っていないので、たまたま症状が消失しているだけかもしれませんが、本気で治そうと取り組む前はやはりスローイング障害の症状は出ていたことや、今現在は全く問題なく投げられることを考慮すると僕自身の「スローイング障害の症状は消失している」と考えて良いと思います。
では、なぜ僕自身はスローイング障害を克服することができたのか。理由は2つあります。
1つ目は「可動域を出す」ということです。やはり体が思い通りに動かせなければ肩や肘は痛み出し、投げること自体に大きなストレスが加わる為にイップス症状も出現します。ですから、必要な関節の可動域を全てチェックし問題があれば改善していく必要があります。体が自由に動かなければ良い球は投げることができません。
2つ目は「運動効率の良いフォームを身につける」です。スローイング障害の選手の多くは大変運動効率の悪いフォームを採用して運動を行っています。効率が悪さを補う為にどうしても大きな筋肉を使い投げるしか方法はない為に、肩や肘にストレスが蓄積していきます。そして結果としてスローイング障害に繋がっていきます。どう操れば体に必要以上に筋力に頼らずに質の良い球を投げることができるか。もしスローイング障害の治療を受けられた方には、この辺りのお話を治療中に実際にキャッチボールをしてお伝えしていきます。
最後に、世間で言われているよりも「イップスはメンタルが原因ではない」と思います。必要なことは「可動域と正しいフォーム」であり、決して自分はメンタルの弱い人間なんだと思わないでください。大丈夫です、こんな僕ですら乗り越えられたイップスを含めたスローイング障害の壁なんて、正しい方法や正しい考え方を持って立ち向かっていけば簡単に乗り越えられる問題なのです。大切なことはいつだって「情熱と方法」です。
当院では今まで多くのスローイング障害の選手と向き合い治療を行い改善に導いてきました。実際にボールを使用してキャッチボールも行いますので、ご興味がある方はJOYスポーツ接骨院へご連絡頂ければと思います。
交通事故による怪我や心理的ストレスは計り知れません。
患者様の中には治療を早期に打ち切られ何年来の後遺症で苦しんでいる方も多く見受けられます。頚椎を含めた頸部という部分には大切な神経も沢山ありますが、その他にも脳脊髄液と呼ばれる、自律神経と非常に深い関係を持つ、人間が活動する上でなくてはならない体液の循環システムがあります。その体液の循環システムは脳から頸部などの背骨を通り、骨盤の中の仙骨まで絶えず循環しており、交通事故で強い衝撃が患部へ加わり、むち打ちと呼ばれる状態になることで脳脊髄液の還流が乱れ、自律神経由来の様々な症状が体を襲います。
医師の言う所の「訳の分からない痛み」と呼ばれる所以です。そんな症状が体の様々な場所へ発生しますが、痛み止めや自律神経を整える薬を服用しても対処療法でしかなく、長い期間服薬していると耐性ができ、さらに強い薬へ移行しなくてはならないケースもしばしばあります。その位自動車同士の衝撃は凄まじく、シートベルトなどで固定された状態の人間の最も弱い部分は首となり、その衝撃はダイレクトに伝わってしまうと考えられます。残念ながら現代の医療でもレントゲンやMRIの画像診断でも評価することが難しく、病院では医師へ極めて伝わりづらい症状の1つと言えます。
当院では筋肉や筋膜の評価や勿論のこと、各自関節への評価、姿勢や呼吸の評価も同様に慎重に行わなければなりませんが、脳脊髄液の評価と治療も非常に大切になります。実際の治療の際は強いマッサージのような圧などの刺激は逆効果になりかねない場合も多々あることを考慮し、出来るだけ優しい圧やタッチをいつも以上に選択し患者様の状態を見ながら治療をしていきます。
最後に、交通事故の治療こそしっかりとした治療を受けて欲しいとの想いがあります。少し強気なことを書きますが、時間がなかなか取れない場合を除いて、通常の治療が単に電気や短い時間の治療戦略もない中身のない手技と称したマッサージだけで治療を終わらせて欲しくないのです。
それは冒頭にも書いた通り、交通事故の後遺症で苦しんでいる患者様が余りに多いからです。今現在の交通事故の治療がちゃんと行われずに、時間が経過してから今度は後遺症として発展して苦しい思いをしないように、交通事故の治療における治療院の選択を簡単に決定しないで欲しいと願っております。当院の交通事故の治療をご希望の方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
腰椎の代表的な疾患の1つに、椎間板ヘルニアと呼ばれる病態があります。椎間板は簡単に言えば腰椎同士を繋ぐクッションの役割をしており、年齢とともに椎間板自体の水分は抜けていきます。つまり75歳以上の方は椎間板ヘルニアになることは珍しく、逆に言えば20〜50代の方に多いことが特徴としてあげられます。
椎間板の中心には髄核と呼ばれるゲル状の組織があり、その髄核を覆うように周りに何層も繊維輪と呼ばれる繊維の束が巻きついて椎間板を構成しています。この繊維に繰り返されるストレスにより傷が入り、椎間板の外へ髄核というゲル状の組織が飛び出した状態を「椎間板ヘルニア」と呼びます。外へ飛び出したゲルが神経を圧迫すると足へ向かってしびれや強烈な痛みを引き起こします。
そしてもう1つ分けて考えなくてはならないのが椎間板の中心にあるゲルが外に飛び出さ位ないまでも、途中まで繊維に亀裂が入りゲルも途中まで移動した状態のことを「椎間板症」と呼びます。途中までゲルが移動した分、椎間板自体の形がいびつに膨隆し、動きによっては神経を圧迫し、こちらもしびれや痛みを引き起こします。考え方としては椎間板症は「椎間板ヘルニア予備軍」と思って頂いて結構です。
病院ではこれらの椎間板ヘルニアと椎間板症の診断を一色単にヘルニアとして説明されていることが多いです。ヘルニアと説明を受けて実際は手術を勧めるはなく「薬で様子をみましょう」言われたら椎間板症の可能性が高いと思います。
当院では椎間板ヘルニアか椎間板症なのかを鑑別するテスト法を用意しております。かなりの高確率で見極めることが可能な上、問診の際に椎間板ヘルニアの鑑別する為の5つの質問も用意しており、総合的に病態を考察し今現在の腰椎の状態を踏まえた上で、どのような治療がベストか選択しながら治療を開始していきます。
また、椎間板ヘルニアも椎間板症も改善する為のエクササイズが存在しますので、そちらも合わせて実践しながらお伝えさせて頂いております。手術や薬に頼らずに治していきたいとお考えの方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
椎間板ヘルニアとは対照的に好発年齢が50代移行に多いことが特徴の脊柱管狭窄症ですが、病態の解説は背骨の中には脊柱管という管があり、その中には脊髄が通っています。脊髄から外へ飛び出すように神経根が出て行き、脊髄神経根同士が合わさり脊髄神経節を形成していきます。
脊髄神経節から神経が枝のように分かれそのままそれぞれの足の領域向かって走行しています。加齢によって骨や関節面、椎間板や靭帯が肥厚していき脊髄神経を圧迫することで、しびれや痛みを引き起こします。特徴として良く語られるのが「間欠性跛行」と呼ばれる長く歩くことが出来ない症状です。症状が出現してもイスなどに腰掛けていると、またすぐに歩行を再開できる状態を指します。症状のひどい方だと電信柱1本分しか歩くことができない方もいらっしゃいます。
脊柱管狭窄症と間欠性跛行はセットで国家試験にもよく出題されていることからセットで覚えている先生も多く、よく病態の説明で使用されますが、しかし近年では医学の進歩と発見により「どうやら関係性はないのではないか」という論文も多く出てきております。
間欠性跛行を引き起こす本当の原因は歩行の際、高齢者の多くは必要以上に体を横に振って歩く方法(通称ゴリラ歩き)を採用している為に、腰の脊柱起立筋という筋肉を過剰に使用することで過緊張状態になり腰椎の内圧を高め、しびれなどの症状を引き起こしているのではないかという説があります。
当院ではこの考え方を採用し、今まで手術するしか選択肢がなかった患者様に対して積極的に姿勢や歩行の改善を目的とした治療を行います。実際にしびれや痛みが消失してくれるケースが大変多く、もう諦めそうだった脊柱管狭窄症の患者様から喜びの声を多数頂いております。今のお話を聞いて「私も改善する為に治療を受けてみたい」とお考えになられた方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
まず、慢性腰痛とぎっくり腰の2つの違いから解説していきます。
1つ目の慢性腰痛ですが、簡単に言ってしまえば痛めてから2週間以上経過したものです。慢性腰痛の中には明確な原因がない場合もあり、感覚としては突然発生した痛みの様に感じられる方も多いかもしれません。
湿布や痛み止めを飲みながら安静にしつつ、治っていくかどうか様子を見ても、なかなか自力だけでは改善することは難しく、患者様の中にはもう何年も同じ慢性腰痛の症状で悩まれていた方もいらっしゃるかと思います。
原因は様々ですが、近年では筋膜や血管膜、神経膜などを全て含めた呼び方である「ファッシャ(膜)」が原因なのではと研究が多数発表されています。この「ファッシャ(膜)」は顕微鏡で観察すると網目状になっており、本来であればこの網目状の繊維同士が滑り合うことで人は自由に筋肉を動かし、関節を曲げることができます。
専門的に言うと「滑走」と呼びます。しかし、ファッシャ自体のが姿勢や体の使い方などの原因で血流が悪くなると、網目状の繊維が肥厚し、繊維同士がくっつき離れなくなります。この「癒着」と呼ばれるくっついた状態を手技で剥がしていく方法が有名な「筋膜リリース」です。つまり、長年の慢性腰痛で苦しんでいる方にこそ「筋膜リリース」を受けて頂きたいと考えております。
一方でギックリ腰の解説ですが、簡単に言えば2週間以内の急性の腰への外傷です。しかも、外傷の具合にもよりますが筋膜に傷入り炎症を起こす程のケガの為に、腰を動かすといった行為が痛みに体が支配されて全く動かせない場合が多いです。
仮にいます動かせたとして、無理をして炎症が強くなると「鈍痛から鋭い刺す様な痛み」へと変化し動かせなくなるケースへと悪化することがありますのでご注意ください。
ギックリ腰を起こす引き金(トリガー)の行為は以外にも簡単な動作であることも多く、例えばイスからの立ち上がりやクシャミをした瞬間や振り返った際などの、ほんの些細な動作でもギックリ腰が発生したりします。
ではなぜ、そんな些細なことでギックリ腰のような重い症状になるのでしょうか?それは「全身の筋肉が疲れているor固まっている」状態から引き金になる行為を行ったことで発生すると考えられてます。
また「ギックリ腰は癖になる」といったことをよく耳にしますが、今の話が関連していると思います。肝心の治療は全身の固まっている場所のチェックを行い、どこの筋肉から整えていくべきか考察しながら姿勢に気をつけながら施術を行っていきます。もし、慢性腰痛やギックリ腰の治療をお探しであればJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
大切な出産が終えると、今まで経験したことのなかった腰痛や股関節の固まるような異常感覚を覚える方がいます。また、産後直後から数年単位でぎっくり腰が頻繁に起きるといったケースも存在します。これらの原因は出産時に産道を確保する為に、骨盤を大きく離開させなくてはならなかった為です。
骨盤は一定の圧で保たれていないと体全身の筋肉へ「正しい感覚入力(フィードバック)」が起きない為、骨盤周囲のシステムが狂うことで体を思い通りに動かすことが出来なかったり、股関節が固まってしまう現象が発生します。
つまり一度離開した骨盤は、正しい位置関係に戻す必要がある為に、骨盤のそれぞれのパーツを繋ぐ関節である仙腸関節を閉める方向へある程度の圧迫が必要となります。だから産後骨盤ベルトやコルセット、サラシなどの骨盤を固定する装具などの存在が重宝されるのだと思います。
骨盤に存在する仙腸関節は今も解明されていない部分があり議論されています。中には仙腸関節は動くことはないとお話される学者の先生方がいる一方で、仙腸関節は調整することができるとの発表もあり、どちらの考えもそれぞれの立場で今も戦っています。僕個人の考えとしては「仙腸関節は調整できる派」を支持します。そうでないと説明できないことが多く、骨盤を調整することで症状が改善される患者が多くいるのも、また事実です。
出産を経験したことにより、痛みなどの症状に苦しんでいる方は意外にも多く、過去数十年来からの症状のストーリーを遡ってお聞きしていくと出産前は症状は全くなかったということから、やはり産後から願い年月をかけて痛みなどの症状を出していたことが考えられます。
育児などの体や体力を使う行為に痛みなく集中して行う為にも、産後の骨盤の治療は大切だと思います。もし、現在産後の骨盤からの症状にお悩みの方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
股関節周囲のスポーツ障害の総称でまだまだ聞きなれない言葉かもしれません。特に代表的なスポーツでは「サッカーやラグビー、陸上競技や野球、テニスや新体操、バレエ」などに多いです。
他のスポーツでも発生する可能性も十分にあり、股関節を使用したスポーツであれば注意が必要となります。大腿の内側の付け根が痛くなるケースや、股関節そのものが痛む場合もあります。
レントゲン上の評価では異常は見つからず、やはり湿布と痛み止めで対処しているケースが多いです。当然湿布や痛み止めでは症状の改善は期待できませんが、痛む場所だけを漠然とマッサージやテーピングをしていても、なかなか治らず途方に暮れている選手も多いはずです。
症状改善のヒントとしては、横隔膜を含めた肋骨や骨盤と連動する股関節、患部から離れた肩甲骨まで診ていき、治療を行わなければなりません。特に上記のポイントは呼吸のシステムとしての機能を持ち、グローインペインをお持ちの選手は間違いなく浅い呼吸になってしまっていると思います。
浅い呼吸の選手は「力が抜けない」傾向にあることも特徴です。力が抜けないということは、ますます大きな出力を持つ筋肉(アウターマッスル)のみで動くことになるので、固めたカクカクした動きの中でプレーを行っているので他の部分のスポーツ障害も持っていることがよくあります。
この必要以上に使って欲しくない筋肉ともっと使って欲しい筋肉を治療で仕分けを行い、深い呼吸でしなやかな動きを手に入れて頂きことがグローインペインの症状改善の鍵となり、当院の願いとなっております。
今すぐグローインペインの治療のみならず、スポーツのパフォーマンスも一緒に高めていきたいとお考えのアスリートはJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
膝関節が変形していると診断を受け、病院や治療院などでリハビリに通われている方は本当にどのくらいの数の患者様がいるか見当がつかないくらいに多いです。
実際の治療の多くは患部に電気を当て、湿布を貼り、痛み止めを飲み、ボールを腿で挟み、サポーターをしているかテーピングを貼る治療が一般的だと思います。また軟骨成分のサプリメントを欠かさず飲んでいるという話も本当によく聞きます。では今回はその治療を続けても一向に症状を良くならない方に向けてお話をします。
まず納得してしまっている患者様も多いので「ある誤解」を解きます。病態説明の理由として語られることの多い「加齢や体重の増加から膝が痛くなってる説」ですが、僕自身はどうしても本当の原因とは思えません。
なぜなら、僕自身が高齢の方でも膝が全く痛くない方も知っていますし、体重がある方でも膝に問題がない方を沢山見てきたからです。みんな同じ様に膝が痛くならないと本当の理由にはなりません。
では本当の理由とはなんでしょうか?まず初めに「なぜ私だけが膝が痛くなるのか?」と考えていきましょう。それは膝関節の軟骨がすり減る「要素」をお持ちだからです。
膝の軟骨がすり減っていく要素とは「軟骨の同じ場所にストレスが加わり続けるから」であり、なぜ同じ場所にストレスがが加わるのかというと「膝は股関節と足首に挟まれているから」です。
膝関節は丁度、中間管理職のように常に上と下の関係に板挾みのような構造をしており、どちらかの働きが悪くなる、あるいはその両方の働きが悪くなることで代表として膝関節の軟骨がすり減り、結果として膝に強烈な痛みとなって現れます。
つまり治療では膝そのものばかりを治療していても効果は薄く、股関節や足首も同時に治療を開始していかないと、思ったような治療効果は望めません。当院では膝以外の関節も包括的に考え、治療戦略を作成致します。決して膝関節にだけの治療にこだわらず、患者様のお体全体を捉え、治療結果や患者様の夢や目標の達成にこだわって治療を行っていきます。
高齢の方の目標の1つに「自分のことは自分で行う」という考え方は本当に大切なことだと思います。ご自身の大切なご家族の為に「いつまでも元気でいたい」という願いをお持ちの方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
スポーツが原因で発生する痛みには2種類あります。1つは「スポーツ外傷」と言って打撲や捻挫、骨折や脱臼、靭帯や筋損傷などスポーツで明らかに痛めた原因のあるケガの事を言います。
そしてもう1つは「スポーツ障害」と呼ばれる痛みや体の違和感などの症状は、特に捻ったとか衝突したなどの原因もなく、繰り返し行われたスポーツの動きにより発生する体の機能的な障害のことを指します。スポーツ障害の代表的な例としては、シンスプリント、野球肩や野球肘、グローインペイン、水泳肩、足底筋膜炎、鵞足炎、腰椎分離症、テニス肘、ゴルフ肘など他にもあげればキリがない程の種類のスポーツ障害が存在します。
そして、そのスポーツ障害の原因の説明として「オーバーユース(使い過ぎ)だよ」と多くの選手が解説を受けます。しかし、僕自身はその説明だけでは不十分だと感じています。確かに練習量の見直しも大切かもしれません。しかしこの説明だけでは「じゃあ休めば治るのか?」という疑問に完璧に答えることはできないと断言できるからです。
もしも仮に本当にオーバーユースだけが原因だとしたら、同じメニューを行った選手全員が同じスポーツ障害が発生していないとおかしいという話になってしまいます。ですから症状にお悩みの選手の方はまずは是非とも「どうして僕(私)だけが?」と考えて欲しいのです。
そして答えとしては、障害が発生した選手にだけ「要素」を持っているからです。その「要素」が改善しない限り、何らかの形としてスポーツ障害は発生し続けていくことになり、満足のいく練習や試合の出場を叶えることはできないです。
スポーツ障害が発生する要素は、本当に様々な原因が考えられますが、最もシンプルにお伝えすると①可動域、②姿勢、③体の使い方の3つです。この3大要素を揃えることがスポーツ障害を改善する鍵となり、さらに競技のパフォーマンスを向上させる要因にもなります。
当院ではこの3大要素の体の原理原則の上で施術を行い、選手へ最大限貢献出来るように治療をしていきます。練習を行う為に、試合に出る為に今のお体をどこで治療したらいいのかお悩みのスポーツ選手の方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
ケガの中には捻挫や打撲、骨折や肉離れ(挫傷)があります。不意な転倒や接触、激突などのアクシデントがあり、患部を痛めてしまうことにより炎症が発生し、患部の筋肉は勿論のこと、周りの痛めていない筋肉に対しても一時的に「抑制」という指令が脳から出され、上手く動かせなくなくなることが特徴です。
また、炎症物質の他に発痛物質も大量に分泌されるので場合によっては夜中痛くて眠れないケースもあります。急性期の炎症は通常で早くても約72時間(3日)発生し続けると言われ、長くても240時間(10日)で炎症自体は消失するという説があります。
では、それ以降の痛みはどこから発生しているのでしょうか?それは炎症が起こったことによる筋膜や靭帯、関節包などの「癒着」より発痛物質が患部へ留まり、痛みを引き起こしているからです。
大切なことは炎症の初期の段階で物理療法器などでコントロールをし癒着を最小限に抑え、炎症が消失する時期を見定めた上で患部へ筋膜リリースを行い癒着した部分を丁寧に剥がしていくことで、留まっていた発痛物質が上手く流れ、患部へ命令されていた「抑制」が次第に抜けていきます。
そして今度は逆に患部の筋肉を上手く使えるようになる「促通」という指令が脳から伝達されていきます。ここまでのプロセスこそがケガの早期改善の鍵となります。
接骨院は何にでも「保険」が使えるというイメージがあるかもしれませんが、実際に使用できるのは受傷してから2週間以内の原因あるケガのみに使用することができます。ケガをできるだけ早期に治したいと治療院選択でお悩みの方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
テニスやゴルフなど手を使用するスポーツ選手の場合、誤った体の使い方を続けているとスポーツ障害が発生し特に肘に痛みが生じ易いです。一般的にはテニス肘は肘の外側部分に、ゴルフ肘は肘の内側部分に痛みが発生しやすい傾向があります。
しかし傾向があるだけで、実際にはテニス肘でも内側もありますし、ゴルフ肘も同様に外側に傷みを感じることもあります。これは肘関節自体のシステムの異常が起きており、その肘関節のシステムを支えているのが肩甲骨です。肩甲骨のポジションが悪いと、その先の腕自体の土台が崩れますので肘関節の特定の筋肉ばかりを過剰に使用することになり、スポーツ障害であるテニス肘やゴルフ肘に次第に移行していきます。
つまり、肘にだけ治療を行うということは単なる「火消し」でしかなく、肩甲骨を中心とした「他の関節や筋肉にこそ本当の原因が隠されていることが多い」です。特に慢性的な症状で、時間が経過して患部をかばい続けた症例に関しては必ずと言っていいほどに患部以外の治療が重要となります。
このような治療の考え方を僕自身は「種蒔き」と呼んでいます。この「火消しと種蒔き」の考え方は非常に大切で、テニス肘やゴルフ肘のみならず、全ての治療に応用可能な考え方だと思います。
治療開始の痛みのまだ強い時期はどうしても火消しに追われる部分もあるかもしれませんが、そんな中でも少しずつ種を蒔き、症状が少しずつ良くなってくる治療の中盤~終盤にかけては種蒔きの時間を増やしていきます。
種を蒔くことにより他の部分の新たな痛みの出現を未然に防ぐことができ、安心してプレーに集中することが出来るようになっていきます。今お持ちの肘の痛みをどうにかしたいということは当然として、その先のケガをしない体作りまでご希望の方はJOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。
腱鞘炎やばね指などの指に起こる疾患は、日常生活でも頻繁に使用することから毎回使用時に痛みが出てしまうと不快感が酷く、不便で窮屈な思いをしなくてはなりません。これらの症状が起こる原因は、まずは腱に対して腱鞘は文字通り鞘(さや)の役割をしているところから考えなくてはなりません。
少し例えを言い換えると、腱に対して丁度カバーやトンネルのように覆っている組織こそが腱鞘です。この腱鞘に腱が収まりながら上下に滑走してくれるから僕たちは問題なく指を使用することが出来ます。
しかし、一度何らかの原因で指の腱自体や腱鞘に炎症が起こると、次第に炎症による癒着が始まります。癒着して組織同士でひっつき滑走不全となった状態では上手く指を動かせなくなり、無理に使用しようと動かすと痛みが生じます。原因は「単なる使い過ぎ」だけではなく、「誤った姿勢で使い過ぎた」からです。
その姿勢を紐解くヒントに肩甲骨や肋骨、骨盤や股関節などのポジションに指は大きく関係していきます。また、女性の場合は「出産直後」や「更年期」のタイミングで指の疾患が発生しやすい時期となります。
これは女性ホルモンの関係で、腱に対して腱鞘のスペースが狭まることで摩擦が起きやすく、容易に炎症が起こりやすいといった理由がある為です。
当院では上記の事を十分に考慮し、患部のみの「火消しの治療」だけにとどまらずに、姿勢や女性ホルモンの調整を取り入れた「種蒔きの治療」も治療戦略に組み込み、治療を開始していきます。今現在、腱鞘炎やばね指でお困りの方は是非一度、JOYスポーツ接骨院までご連絡を頂ければと思います。